ストレッチ ”腰痛を緩和させるために”

   ブログ更新期間がだいぶ空いてしまいました・・・ゴメンなさい。おかげさまで、仕事が盛況でして・・・。再度、原点に立ち返って、お客様にとってメリットになり得る内容をアップしていきたいと思います。引き続き、ご観覧くださいますよう、宜しくお願いします。

   今回は、腰痛持ちの方々へ、ストレッチをご案内します。

前回のブログでご案内したように、腰痛には様々な種類があり、痛みが急に発生した時は、患部を固定(動かさないように)しなければなりません。その状態を保持しながら、日常生活を送るのは結構大変です。椅子に腰をかけたり、床にすわったり、トイレで用を足すにしても、かなり不便になりますよね?必要なのは、股関節の柔軟性や膝周りの筋力、足関節(足首)の保持力(例えばバランス)・・・等です。なかでも股関節の柔軟性は、腰痛時期に日常生活を送るためだけではなく、骨盤と腰部を調整し、腰痛を緩和させる効果も期待できるので、是非ストレッチでこの股関節、骨盤まわりの柔軟性を獲得してください。

まずは骨盤のポジションから・・・

骨盤はご自身で動かせます!腰部の筋肉やお尻の筋肉、お腹のインナーマッスルをゆっくり、緩めたり、力を入れたり・・・。私のお客様にもよくご案内するのですが、動かせる方は少ないです。 でも2・3ヶ月~半年ほど練習すれば、お客様自身も意識、認識することが出来るようです。バランスボールに腰をかけて、転がすようにしてやるといいみたいですね。

骨盤には大きくわけて3種類のポジションがあります。

骨盤の前傾(前方に倒れた状態)



上の写真は骨盤が前傾した状態。多少腰は反り気味になります。

骨盤のニュートラル(中間位)



上の写真は骨盤のニュートラル(腰は自然なカーブ)

骨盤の後傾(後方に倒れた状態)



上の写真は骨盤の後傾 腰も多少、後ろに屈曲します。

これら骨盤のポジションは、ストレッチをするうえで、効果を発揮できるかどうかの重要なポイントになります。また腰痛の種類や痛みの判断材料にもなるので、ぜひ試してみてください。

以下、各筋肉の部位によってストレッチをご案内します。

 

① 脊柱起立筋群ストレッチ







脊柱(背骨)だけでなく、殿筋(お尻)も伸びます。

② 脊柱起立筋群ストレッチ 片脚バージョン





殿筋(お尻)のストレッチ感をより意識できます。

③ 大殿筋ストレッチ





このストレッチは骨盤と腰椎をニュートラル(中間位)にして行ってください

④ 大殿筋ストレッチ 椅子バージョン





椅子に座ったバージョンですね・・・骨盤、腰椎はニュートラル(中簡位)。この写真では、真っ直ぐ上体を前方へ傾けてますが、挙げている左脚の膝に向かって上体を傾けていくとより効果的です。

⑤ 梨状筋ストレッチ





開脚状態から脚を内側に傾けていきます。この時、骨盤は固定させておくこと。

⑥ 大腿四頭筋 立位バージョン







上写真のように、外側、中間、内側と、3つの角度で伸ばしてやると効果的です。脊柱、骨盤はニュートラル(中間位)で固定してください。

⑦ 腸腰筋ストレッチ

上写真では右脚の付け根の筋肉(つまり腸腰筋)を伸ばしています。右側の骨盤(厳密に言うと、腸骨)を斜め下にゆっくりと沈めるイメージで伸ばします。手で意識的に押してもいいと思います。 骨盤を前方に押すだけでは、左側の殿筋やハムストリングス(太ももの裏側)も一緒に伸びてしまい、意識が分散されます。意識の集中力とスキルが要求されるストレッチです。腰椎の過伸展(腰が反らないように)に注意してください

⑧ 腸腰筋ストレッチ 立位バージョン



意識性が高まれば、立位でも伸ばすことができます。上写真で、右脚を遠位に伸ばし、腰椎を反対側に回旋してやると十分にストレッチ感が得られます。

⑨ 内腹斜筋ストレッチ







上写真のように仰向けで両膝を立てて、ゆっくりと右側、左側と、両膝を倒していきます。曲げる膝の角度ですが、鋭角にするほどストレッチ感が増しますが、その分腰椎の回旋範囲も広くなり、腰部に負担がかかります。膝角度は85度以上が望ましいと思われます。

⑩ 外腹斜筋ストレッチ







横向きに寝た状態から伸ばした腕を後方へ・・・。腕を伸ばすだけでは、胸筋のストレッチになってしまいます。腕の重さに身体をまかせ、脊柱(背骨)を回旋するようにしてください。

⑪ 小・中殿筋ストレッチ





写真では分かり辛いかもしれませんが、脚を交差させ、壁などに、もたれかかるように立ちます。骨盤を斜め下方向に沈めていくようなイメージで移動させると、ストレッチ感が得られます。

 

以上、①~⑪と、各ストレッチをご案内しましたが、腰痛の種類により、適応するストレッチは違います。中には、やってはいけないストレッチもありますので、各腰痛にふりわけてご案内します。

 

急性筋肉性腰痛症

”ぎっくり腰”ですね。ある程度、痛みが無くなってからストレッチを始めてください。順番としては・・・

③または④から始め、

   ↓

   ⑥

   ↓

   ⑪

   ↓

   ⑧

①、②、⑨、⑩は、痛みが完全に無くなってから試してみてください。

 

変形性腰椎症・椎間関節症・腰椎不安定症

人により痛む箇所も違うので、①~⑪全てを試してみて、その中で痛みを伴わない種類を選んで続けてみてください。⑦~⑩のストレッチは腰が反らないよう気をつけて。

 

脊椎分離・すべり症 脊柱管狭窄症

腰椎が反ったり、骨盤が前傾しやすいストレッチは避けた方がよいでしょう。したがって、②と、⑥~⑩は避けてください。推奨されるのは①、③、④で、⑤と⑪は骨盤、腰椎がニュートラル(中間位)であればOKです。

 

椎間板ヘルニア

 骨盤の後傾や腰椎部の後屈(腰部を丸める動き)は禁忌(やってはいけない)動作です。したがって①、②は避けたほうがよいでしょう。⑨、⑩も回旋動作が入り、椎間板を圧迫させる危険性があるので、避けてください。推奨されるのは③~⑧、と⑪になります。③、④のストレッチ(大殿筋)は、腰部を丸めるのではなく、骨盤、脊柱をニュートラル(中間位)を保持しつつ上体を前方に傾けるので、椎間板に圧迫力は加わりません。しかし、ニュートラルが保持できず、痛みが伴う場合は止めておいてください。

 

今回は載せていませんが、ハムストリングス(太ももの裏側)や内転筋群(内もも)のストレッチも修得すべきものです。腰痛の緩和、また腰痛を患っても比較的、安全な日常生活が送れるだろうと推測されます。

注意点ですが、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症を合併している方々や、変形性腰椎症と脊柱管狭窄症を複合して患っている方々もいらっしゃいます。そういう方々は、どんなストレッチを試してみても、痛みがでる場合がありますので、医師や理学療法師、パーソナルトレーナー等、専門家とよく話しをして、安全で痛みを伴わないストレッチを心がけてください。

 

参考文献

腰痛の原因と治し方        林康史  西東社

筋骨格系のキネシオロジー    嶋田智明 平田総一郎 医歯薬
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腰痛について

   よくクライアント様から、「腰痛なんだけど、腹筋をすればいいの?」と聞かれます。確かに背筋群とのバランスも含めて、腹筋運動をすると腰椎が安定し、腰痛の予防、緩和になることもありますが、腰痛の症状や種類はたくさんあり、腹筋だけが、唯一の対処法ではありません。むしろ腹筋をしてはいけない場合もあります。また、腹直筋を鍛えるための、スピードに乗った激しいシットアップは、かえって腰を痛めるだけです。今回は色々な腰痛の種類と、その対処、ケアについて書いてみたいと思います。初めに明記させていただきますが、私共スポーツトレーナーは、医療に携わる職業ではございません。したがって、腰痛に対する医療行為はいっさい行いませんし、言及するものでもありません。しかしながら、腰痛予防、緩和、リハビリ、ケアに関しては運動を通じてご指導させていただきます。ご了承ください。

   代表的な腰痛症を明記します。

急性筋肉性腰痛症

  筋肉や筋膜が損傷を受け、激しい痛みを伴う。いわゆる「ぎっくり腰」はこの代表格。安静にし、痛みがなくなった時期にリハビリを開始します。損傷箇所尾が腰背筋なので、リハビリは、背筋群がメインになります。もちろん損傷箇所の柔軟性も確保。この腰痛症の注意点は、まだ痛みが残っている時期に無理をして動かし、何度も再発をくりかえす、慢性腰痛症に移行してしまうことです。医師の診断を仰ぎ、しっかり安静の時期を確保してください。

変形性腰椎症

  老化などにより、背骨が変性して起きる腰痛。年齢を重ねると(残念ながら・・・)、骨や椎間板(背骨と背骨の間にある弾性組織)の形が変わってきます。それが、神経を圧迫し、痛みが生じる腰痛です。医師の診断を仰ぎ、ケアをしていきます。整骨院などで、マッサージや温熱パック、電気治療を行うケースが多数です。痛みが和らいだ後は、リハビリに入ります。症状や損傷箇所にもよりますが、腰背部、及び全身の緩やかなストレッチが有効と言われています。 

椎間関節症

  これも加齢に起因する症状で、椎骨どうしの上下のかみ合わせが悪くなったり、接合部が磨耗し、傷んでくる症状。身体を反った時に痛みを感じることが多く、また痛む箇所が左右どちらかに偏っているのが特徴。変形性腰椎症と同じく、リハビリは緩やかなストレッチから始めます。

腰椎不安定症

  椎間板がすり減ったり、椎骨どうしをつなぐ筋肉や靭帯に緩みが生じて、腰椎のつながりにグラつきが生じた状態。これも変形性腰椎症の神経圧迫痛のひとつです。症状が進行していれば、コルセット等の着用を医師に薦められるでしょう。リハビリは、腹筋エクササイズがメインになるでしょう。強化すべき筋肉は(損傷箇所にもよりますが)、腹横筋、大腰筋、小腰筋、内腹斜筋、外腹斜筋などです。エクササイズの種類や方法は、理学療法士、フィジカルトレーナー、アスレチックトレーナー、パーソナルトレーナー等の指示に従ってください。

脊椎すべり症

  背骨の一部(椎骨)が、前方もしくは後方にズレることにより、神経が圧迫され、痛みやしびれが生じます。中高年の女性に多く見られます。この症状にも腹筋エクササイズが有効です。また、トレーナーによっては、殿筋群や腰背部のストレッチも併用するプログラムを指示することもあります。

脊椎分離すべり症  

  背骨の一部(椎骨)が、骨折(分離)することにより、ズレ(すべり)が生じ、脊椎が不安定になる状態。加齢による骨の弱体化や骨格が成長しきっていない子供によく見られる。またハードな運動のしすぎが原因のケースもある。子供の場合、骨折部が結合する可能性があるので、完治が可能といわれています。前方すべりの場合は、反り腰の姿勢になると痛みが増強するため、腰椎の屈曲エクササイズが有効。勢いのつけた腹筋運動ではなく、可動範囲を制限し、ゆっくりとしたリズムで行うとよい。詳細は、トレーナーの指示に従ってください。

椎間板ヘルニア

  椎間板にある「髄核」と呼ばれるゼリー状の部分が、外にはみ出します。それが神経を圧迫し、進行すると腰部から足にかけての痺れ、いわゆる坐骨神経痛が現れます。髄核がはみ出す原因として、若年層では無理な姿勢での運動、スポーツでのオーバーユース(消耗)、中高年では老化による椎間板の変性、重労働(荷物などの運搬作業による)、肥満等が考えられます。医師の診断のもと、症状や場合によっては、外科手術を行います。安静を保ち、コルセットの着用の指示もあるでしょう。最近では、症状が軽ければ、自然治癒する場合も報告されているようです。痛みの緩和には、股関節(屈曲筋群)の緩やかなストレッチ、腰背部の緩やかなストレッチが有効。リハビリの内容は、理学療法士やパーソナルトレーナーの指示に従って行う。場合によっては、腹筋エクササイズが禁忌(やってはいけない)になるので注意。「腰痛=腹筋をすればよい」という概念は、この場合間違いです。捻転動作(腰を捻る)もNG.

脊柱管狭窄症

  背骨には神経が通る管(脊柱管)がありますが、その管が狭くなり神経や血管を圧迫し、痛みが出る症状です。狭くなる要因として、加齢による椎骨の変性、すべり症による椎間狭窄、椎間板ヘルニアによる合併狭窄、外傷による狭窄等がある。また、先天的に狭い人もいます。身体を前屈みにすると楽になるという特徴が多く見られます。痛みを緩和するには、安静、薬物療法、コルセットの着用等が医師からの処方であるでしょう。二次災害として、考えられるのが、慢性筋肉性腰痛症です。前屈みの姿勢が癖になると、背筋群が疲弊し、腰椎のバランスも崩れていきます。したがって、腰背部、上背部のマッサージや、ストレッチ、筋力強化は必須となってきます。腹横筋、腹斜筋の強化は、医師の診断や本人の動作痛みの有無確認をよく行ったうえで、始めます。

骨粗鬆症

  加齢により椎骨がもろくなり、体重過多や肥満などが重なると、圧迫骨折の原因にもなります。また、骨代謝の崩れにより、変形性腰椎症、椎間関節症、慢性筋肉性腰痛症などを合併させます。予防アドバイスとして、カルシウム、ビタミンDの摂取、普段から適度に日光に当たり、生活習慣をよくすること。また肥満防止のため、食事にも留意することなどが挙げられる。腰椎周りの筋力強化やストレッチも有効。

以上、代表的な腰痛の症状とケアを記しましたが、ご自身の腰痛がどの部類に属するのかは、医師の診断に従ってください。またケアやリハビリは、理学療法士やパーソナルトレーナーのプログラムにまかせて行ってください。

次回は各症状に対しての代表的なケア(筋トレ&ストレッチ)をご案内します。
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パラレル・スクワット

パラレル・スクワットは、フィットネスで最も代表的なエクササイズのうちのひとつです。私達人間は、生きている以上、歩行をしていく必要があります。その初めの第一歩が、「立ち上がり動作」で、その動きのメカニズムが、スクワットというエクササイズに代替されます。椅子から立ち上がる時、ベットや床から立ち上がる時、またトイレで便座から立ち上がる時、大腿四頭筋という太ももの前側の大きな筋肉を主働として、自身の身体を持ち上げます。

スクワットといっても様々な種類がありますが、トレーナーとして個人的に気を付けている事は、「ガチガチに制限したパラレル・スクワットを全ての人に押し付けない」ということです。一般的にスクワットといえば、パラレル・スクワット(横から観て太ももが床と平行になるまでしゃがみ込む)が推奨されています。それは膝角度の基準(目安)がそこにあり、大腿四頭筋や大殿筋(お尻の筋肉)にかかる負荷の効率性が良いからだと言われています。(注:現在でも専門家の間で意見が分かれています。)フィットネスの専門書や、専門学校の教科書にもパラレル・スクワットが写真で掲載され、あたかもこれがスクワットの基本であるかのような傾向がありますね。私も某フィットネスクラブに入社した際、パラレル・スクワットが基本でこれを正しいフォームで何百回とやらされました。また正しいフォームと適切な重り(ダンベル、バーベルをを担ぐ場合)を使用すれば、傷害は発生しないと教わりました。しかし本当にそうでしょうか?

私の答えは「NO」です。いくら正しいフォームで、適切な重りを使用しても、人によっては、パラレル・スクワットで傷害を発生させてしまう事はあります。なぜなら、人にはそれぞれ、柔軟性や骨組みに違いがあり、結果として、同じ動きにも関わらずバランスを崩してしまうことが起こるからです。

フィットネスクラブで運動をした経験がある人ならよくご存知だとは思いますが、よく、トレーナーが、「横から観た時に両膝が足のつま先から出ないようにしゃがんでいってください」と案内しますが、これは正解です。前がかりな姿勢になると、膝関節の前部に重量がかかりやすくなり、関節炎等の傷害発生率が高くなるからです。しかし膝の位置をつま先手前で固定したところで、負担がかかる関節は膝だけではありません。足関節、股関節、腰椎の堆間板、胸椎の堆間板などにも少なからず影響が出るはずです。これらの箇所に炎症や神経根圧迫痛が引き起こされることもあるはずです。(パラレルスクワットをすることにより、)どのような人に、こういう傷害が起こりやすいのでしょうか?

具体例を挙げると(私の場合もそうなのですが、)、---骨盤が後傾しやすい(または前傾しにくい)

                              ---ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)が硬い

                              ---胸椎の後湾が強い(いわゆる猫背)

                              ---腰椎の自然なカーブがフラット(平ら)

                              ---両足のかかとを地面につけ、しゃがみこむと後ろに倒れそうになる

等です。 前述したように、私が新米トレーナーのころ、先輩トレーナーにパラレルスクワットを押し付けられ、何百回と練習しましたが、足関節(足首)に圧迫感を感じたり、腰部に負担を感じたり、あるいは膝に負担を感じたり・・・。また、スクワットの効果としてもイマイチで、バーベル(重り)を首の後ろに担いで行うバックスクワットでは、後ろに倒れそうになるので、どうしても前屈みになってしまうのです。そうすると、ターゲットマッスル(主働筋)である大腿四頭筋に筋肉痛は無く、ハムストリングスに筋肉痛が発生する有り様・・・。本当に最悪でした・・・。周りに、私の身体の特徴を見抜いて、違った種類のスクワットを推奨してくれるような先輩トレーナーがいなかったのは寂しい限りです・・・。

  結局、私は自分の骨組みや姿勢、各関節や全身の柔軟性、バランスを見直し、自分に適応したスクワットをするようになりました。以下、改良点を記すと、

        ① スクワットをする前に、ハムストリングスや大殿筋をよくストレッチしておく。

        ② 足関節に負担がかからないように、踵にプレート(厚さ3,4cm位)を敷く(後転倒を防ぐ効果も)。

        ③ 重りは首の後ろ(肩に担ぐの)ではなく、前部(フロントスクワットの姿勢)で保持し、行う。

        ④ 重り(ダンベル、バーベル)を使用しない場合は、両腕を前方に出し、バランスをとる。

   そして ⑤ パラレルではなく、ハーフスクワット(膝角度45度)、もしくはスリークウォーター(60~75度)スクワットで行う

こうする事で、スクワットのフォームでの窮屈感、各関節の圧迫感を取り除き、ターゲットマッスルである、大腿四頭筋、大殿筋に確実に刺激を与えることができるようになりました 

                

                       

   他にも、足幅を肩幅以上に開く(ワイドスタンス・スクワット)や、両足を外側に向けた状態(いわゆるガニ股)で行う・・・等、その時のコンディションによって使い分けています。ちなみに、膝の角度で分類するのであれば、 (横から観た時、立位の膝角度が、0度として)、パーシャルスクワット(膝角度0~30度、シャロースクワット、クウォータースクワットとも言います)、ハーフスクワット(膝角度30~45度)、スリークウォーター(4分の3の意味)スクワット(膝角度60~70度)、パラレルスクワット(膝角度90度)、ディープもしくはフルシットスクワット(膝角度125度)です。                                                                                                                                                                                                        

                                                                    

大女優、M・M子さんが、健康維持のためにされているのが、パーシャルスクワットですね。女性(特に年配の方)には、これでも効果はあります。お腹が出ている中年肥りの男性には、股関節に負担がかからず、お腹が邪魔にならないよう、足のつま先を外側に向け、ワイドタンス(歩幅を肩幅以上)でのハーフスクワットがいいでしょう。 長身で猫背の青年は、なるべく胸を張り、重りを担ぐのであれば、ダンベルやバーベルは、前部(フロント)で保持し、スリークウォータースクワットにチャレンジしてみては?また、人によってはスクワットをする以前に自身の姿勢やバランス、骨組みや柔軟性をもっと理解しておくべきでしょう。それによって、何種類もある様々なスクワットは、使い分けられるはずです。必ずしも、パラレルスクワットが基本ではないと思います。そもそも、窮屈で圧迫感のある姿勢を保持したままのエクササイズは傷害のもとです。我々トレーナーは、教科書や参考書を鵜呑みに理解してはいけない(否定するわけではありませんが)と思います。                      
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脱サラトレーナー

今でもサラリーマンをしていた時期を思い出す事があります。Step Forward(前進)しなくてはならないのに、過去を振り返るというのは矛盾してますね・・・。しかし私にとっては、過去の苦い経験が、前へ進むための原動力にもなっているのです。

筋力トレーニングの個人トレーナーといっても、私は専門的なトレーナーの学校に通ったわけではありません。独学で勉強をし、ライセンス(資格)を修得しました。脱サラをし、トレーナーになろうと決意した頃は、30歳を越えていて、10代や20代の学生さんに交じって勉強なんて恥かしくて出来ないと思ったからです。しかし、羞恥心だけがあったわけではありません。トレーナーになるための自信はありました。そしてそれはサラリーマン時代に築いたものだったのです。
   
   会社勤めをしていると、(私の場合)特に食生活が乱れ、ストレスも加わって体型が崩れがちになりつつありました。これではいけないと思い、某フィットネスクラブに入会し、せっせと運動に励みました。格闘技系のエアロビクスレッスンを受けたり、重くセットしたダンベルを持ち上げたり、ランニングマシンのスピードをMAXにして走ったり・・・。会社や仕事であった嫌な事を浄化するには最適の楽園でした。
  初めは、やけくそ気味に運動していた私も、続けていくうちに次第に身体を動かす事の奥深さに魅了され、フィットネスの専門書を書店で何冊も購入し、またその内容も大学の授業などで使う参考書レベルまで上がっていきました。「好きは物の上手なれ」とはよく言ったもので、2年程そのジムに通い、知識と身体はそのジムのどのトレーナーさん達よりも、出来上がったものになっていたのです。ジムの更衣室で、鏡の前で仁王立ちになり、頑張れば報われるんだなと、当時私は30歳でしたが、子供のように単純に感動してしまいました(今思えば、単なるナルシストなおっさんですが・・・)。
  しかし、肝心の仕事ではというと、それと反比例するかのように、かなり冷めたものになっていました。仕事に対する情熱は消えかかっていたのです。

サラリーマンなので、個人の売り上げや成績だけが、評価されるわけでは、ありません。社内での立ち位置や、集団生活のあり方も評価の対象になります。私が在籍していた会社は、仕事の成績よりも、むしろ会社や上司に対して、より多く、そしてより親密にコミュニケーションをとる社員が高く評価されていました。(ぶっちゃけて言うと)、上司に媚びを売る社員が、会社を牛耳る、そんな会社になっていたのです。
  会社にはそれぞれ、「風土、社風」というものがあり、今思えばその会社は「人の和」を重んじる会社だったのかもしれません。しかし本流である仕事の成績が、正当に評価されないというのにはどうしても我慢が出来ず、不平、不満を抑制しつつも、独り、(言葉は悪いのですが)腐っていったのです。

  時は流れて、私は33歳という中途半端な年齢でその会社を退職し、好きな仕事を続けていこうと思い、某フィットネスクラブに転職。パーソナルトレーナーの資格を修得し、実績を積んだのち、会社を立ち上げました。
  「脱サラをして正解だったのかい?」 私は頻繁にそして、わざと自問自答します。
「勿論!当然でしょ!」これまた、わざとらしく即答で言い放ちます。今は、この仕事が私を成長させてくれているのがわかるからです。会社や上司に媚びを売る(言葉は悪いですが)人達も「媚びを売ること」に一生懸命努力していたんだなと思える様に・・・認められるようになった事・・・。また、それでも、「努力した人達がきちんと評価される会社にしたい」という願いを持って、起業した事・・・。
   今振り返れば、全てが貴重な経験でした。
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STEP FORWARD の由来

色々な事を後回しにしてしまう・・・。考えるだけで終わってしまう・・・。行動に移せない・・・。心が弱い証拠ですね。嫌な事や苦手な事を後回しにし、結局何も手をつけずに終わってしまう・・・、人間はそういう行動を少なからずとるものです。皆さんにも心当たりがあるのでは?物事に着手出来ず、考え、悩むだけで、しかし時間は刻々と進み、徒労に終わっている事が。
 私はしょっちゅう、これをやります。過去、様々な困難から逃げてきました。怠け者で、心が弱いのです。
 色々な困難に立ち向かい、克服・解決していく事が、人間の成長につながり、進歩と言えるのですが、つまり私は、様々な局面で、成長のチャンスを自ら逸してきたという事です。もったいない・・・。

 STEP FORWARDという社名の由来は、私自身に向けた課題であり、困難に打ちのめされても、「とにかく前へ」「それでも前へ進もう」という私個人の愚直な意志を込めた造語です。私は、運動をする事で私自身をSTEP FORWARD(ステップ フォワード)し、運動指導をする事で、共感してくださる、できるだけたくさんの方々と一緒に成長していきたいと思っています。
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